ダイソンのHP00とHP07の違いは何?センサー表示やスマホ連携で選ぶコツ

ダイソンの「Hot+Cool」シリーズは、空気清浄機、ヒーター、扇風機の3役を1台でこなす便利な家電です。特に人気が高い「HP00」と「HP07」ですが、見た目は似ていても機能や性能には大きな差があります。どちらが自分の生活に合うのか、操作性やセンサー機能の違いを詳しく比較して解説します。

目次

ダイソンのHP00とHP07の違いは「操作性」と「センサー表示」と「スマート機能」に出やすい

ダイソンの空気清浄ファンヒーターを選ぶ際、最も注目すべきは「どこまで自動で管理したいか」という点です。エントリーモデルであるHP00は、手動での操作が中心のシンプルな設計になっています。対してHP07は、最新のセンサー技術とネットワーク機能を搭載した上位モデルです。空気の汚れを自動で検知し、専用アプリと連携することで、より高度な空気管理が可能になります。この「賢さ」の差が、毎日の使い心地に大きく影響します。

シンプルに使うならHP00が合いやすい

HP00は、ダイソンの空気清浄機能付きファンヒーターの中でも「基本機能」を重視したモデルです。余計な設定を省き、リモコン一台ですべての操作が完結するように作られています。Wi-Fi設定やスマホアプリとの連携を必要としないため、デジタル機器の操作が苦手な方や、導入してすぐに使い始めたいという方に非常に向いています。

空気清浄能力については、高性能なHEPAフィルターを採用しており、PM0.1レベルの微細な粒子までしっかりキャッチします。温風と涼風の切り替えもスムーズで、季節を問わず出しっぱなしにできる利便性は上位モデルと変わりません。ディスプレイ表示も、設定温度や風量を示すシンプルな数字や記号のみとなっており、就寝中も光が気になりにくいのが特徴です。

価格面でもHP07より抑えられていることが多く、コストパフォーマンスを最優先するならHP00が有力な候補になります。特定の部屋で決まった時間にだけ使う、あるいは寝室用の2台目として活用するといった、シンプルな使い方を想定している場合にぴったりの一台と言えます。

空気の状態を見ながら使うならHP07が安心しやすい

HP07の最大の特徴は、本体前面に搭載されたLCDディスプレイです。HP00では分からなかった「空気の汚れ具合」がリアルタイムで可視化されます。PM2.5やPM10などの微小粒子状物質だけでなく、揮発性有機化合物(VOC)や二酸化窒素(NO2)といった有害なガス、さらには室内の温度や湿度の変化まで、鮮やかなカラーグラフで表示してくれます。

このセンサー機能により、お掃除中や料理中に空気が汚れると、すぐに反応して数値を表示します。また、オートモードに設定しておけば、汚れを検知した瞬間に自動で風量を強め、清浄が終わると元の静かな運転に戻ります。自分で操作しなくても、常に部屋の空気を清潔に保てるという安心感は、HP07ならではの強みです。

さらに、HP07は製品全体の密閉性が高められており、フィルターで捕らえた汚染物質を外に漏らさない設計になっています。アレルギー体質の方や、小さなお子様がいるご家庭など、空気の質に対して妥協したくない方にとって、この「見える化」された清浄能力は非常に大きな付加価値となります。

スマホ操作や自動運転を重視するならHP07が便利

HP07は「MyDyson」アプリに対応しており、スマートフォンがリモコン代わりになります。外出先からでも自宅の空気の状態を確認でき、帰宅前にあらかじめ暖房をつけて部屋を暖めておくといった使い方が可能です。冬の寒い朝、布団の中からスマホでスイッチを入れられる便利さは、一度体験すると手放せません。

また、Amazon AlexaやGoogleアシスタント、Siriといった音声アシスタントとの連携も可能です。「アレクサ、ダイソンをつけて」と話しかけるだけで操作ができるため、両手がふさがっている家事の最中などに重宝します。スケジュール機能を使えば、曜日や時間ごとに細かく運転設定を予約することもでき、生活リズムに合わせた完全自動化が実現します。

ソフトウェアのアップデートにより、購入後も最新の機能が追加されることがあるのもスマート家電であるHP07の魅力です。常に最適な設定で、効率的に空気を管理したいというテクノロジー重視派の方には、この拡張性の高さが選ぶ決め手になります。

置き場所と本体サイズで使い心地が変わる

HP00とHP07は、設置面積自体はどちらも直径20cm強の円形で、非常にコンパクトです。しかし、高さには若干の差があります。HP00は約63cmと少し低めの設計になっており、床に置いて足元を暖めるのに最適なサイズ感です。デスクの横やソファの脇に置いても圧迫感が少なく、手狭な部屋でも馴染みやすいフォルムをしています。

一方、HP07は約76cmとやや背が高くなっています。これにより、より広範囲に風を届けることができ、リビングなどの広い空間でも効率よく空気を循環させられます。また、HP07は「ディフューズドモード」という、正面から風を当てずに空気を清浄する機能が備わっています。寒い時期に空気清浄だけをしたい場合、風が直接体に当たる不快感を防げるため、置き場所の自由度が格段に上がります。

首振り角度も大きな違いです。HP00は約70度の首振りに対応していますが、HP07は最大350度の超広角首振りが可能です。部屋全体の空気を動かしたいのか、自分に向かってピンポイントで風を送りたいのか。使う場所の広さと、自分の立ち位置に合わせてモデルを選ぶことで、購入後の満足度が大きく変わります。

HP00とHP07を選ぶ人におすすめのモデル

ライフスタイルに合わせて選べる、ダイソンのHot+Coolシリーズの代表的なモデルを紹介します。

Dyson Pure Hot+Cool HP00

シンプルで使いやすい、ダイソンの空気清浄ファンヒーターの基本モデルです。

項目内容
主な機能空気清浄、暖房、扇風機
首振り角度約70度
アプリ連携非対応
サイズ幅222×奥行222×高さ632mm
公式サイトHP00IS N 製品ページ

Dyson Purifier Hot+Cool HP07

空気の状態を可視化し、アプリ連携も可能な高性能スマートモデルです。

項目内容
主な機能空気清浄、暖房、扇風機(LCD表示)
首振り角度最大350度
アプリ連携MyDysonアプリ対応
サイズ幅248×奥行248×高さ764mm
公式サイトHP07 WS 製品ページ

Dyson Purifier Hot+Cool Formaldehyde HP09

HP07の機能に加え、有害なホルムアルデヒドを分解する特殊なセンサーとフィルターを搭載した最上位モデルです。

項目内容
特徴ホルムアルデヒドを継続的に分解
密閉性HEPA H13基準の完全密閉設計
公式サイトHP09 WG 製品ページ

Dyson Purifier Hot+Cool Gen1(HP10)

HP07の基本性能を受け継ぎつつ、一部のスマート機能を整理した最新のスタンダードモデルです。

項目内容
特徴高い清浄能力と静音性を両立
センサーLCDディスプレイにリアルタイム表示
公式サイトHP10 WS 製品ページ

Dyson Purifier Hot+Cool Gen1(HP12)

Gen1シリーズの最新型で、フィルター寿命の管理や運転効率がさらに最適化されたモデルです。

項目内容
特徴最新のセンサーアルゴリズムを搭載
デザイン洗練されたカラーバリエーション
公式サイトHP12 製品一覧ページ

交換用フィルター(HPシリーズ対応)

ダイソンの性能を維持するためには、定期的なフィルター交換が欠かせません。

項目内容
対応機種HP00, HP04, HP07, HP09等
交換目安約1年に1回(1日12時間使用の場合)
公式サイト交換用フィルター一覧

購入前に押さえたいHP00とHP07の比較ポイント

スペック表を眺めるだけでは気づきにくい、実際の使用感に基づいた比較ポイントをまとめました。

ディスプレイ表示の有無で安心感が変わる

HP00のディスプレイは、設定している温度や風量だけを表示するシンプルなものです。一方でHP07は、カラーのLCDパネルを搭載しています。この違いは単なる「見た目の豪華さ」ではなく、安心感に直結します。

例えば、冬場に閉め切った部屋で暖房を使っている際、二酸化窒素などの数値が上がるとHP07ならすぐに教えてくれます。そこで換気をすれば、再び数値が下がるのを自分の目で確認できるため、「本当に空気がきれいになった」という実感が持てます。数字の羅列が苦手な方でも、直感的に分かりやすいアイコン表示になっているので安心です。こうした「安心の裏付け」を求めるなら、ディスプレイ機能の充実したHP07が勝ります。

首振り角度や風の当たり方で快適さが変わる

首振りの範囲は、部屋全体の空気を入れ替えるスピードに関係します。HP00は約70度と限られた範囲ですが、HP07は最大350度まで設定できます。首をぐるりと一周させることで、部屋の隅々にまで清浄された風を届け、ヒーターの温風を均一に行き渡らせることができます。

また、意外と重要なのが「ディフューズドモード」の有無です。HP07には、本体背面から空気を送り出すモードがあり、直接風に当たりたくないシーンでも空気清浄機能だけをフル稼働させることができます。HP00は常に正面から風が出るため、冬場に空気清浄を強めると、風が当たって肌寒く感じることがあります。季節を問わずストレスなく使い続けたいのであれば、風向きをコントロールできるHP07が優れています。

アプリ連携と音声操作の有無で手軽さが変わる

スマホアプリ「MyDyson」への対応は、利便性を大きく左右します。HP07なら、室内の空気質をグラフで蓄積し、いつ汚れたのかを後から確認することも可能です。また、フィルターの寿命がパーセンテージで表示されるため、交換時期を逃すことがありません。

音声操作についても同様です。子育て中や料理中など、リモコンを探したりボタンを押しに行ったりするのが難しいとき、声だけでオン・オフや温度調整ができるのは驚くほど便利です。これに対して、HP00は完全アナログな操作感覚を重視しています。リモコンは本体上部にマグネットで固定できるようになっており、決まった場所で使う分には困りませんが、家のどこにいても管理できる手軽さを求めるならHP07に軍配が上がります。

消費電力と運転音は生活スタイルに影響しやすい

どちらのモデルも、ヒーター機能を使う際は最大1200W程度の電力を消費します。これは一般的な電気セラミックファンヒーターと同じですが、HP07はセンサーによって「部屋が暖まったら自動でパワーを落とす」制御がより細やかです。

運転音に関しても、HP07は前モデルに比べて最大20%の静音化に成功しています。特に空気清浄を弱モードで回しているときは、動いているのを忘れるほど静かです。寝室や赤ちゃんの昼寝スペースなど、音に敏感な環境で使いたい場合は、最新の静音設計が施されたHP07の方が快適に過ごせるでしょう。HP00も決してうるさすぎるわけではありませんが、上位モデルの方が風の質が滑らかで、耳障りな音が抑えられている傾向にあります。

HP00とHP07の違いを理解すると自分に合うモデルが決まる

ダイソンのHP00とHP07を比較してきましたが、結論として「シンプルさと予算」を重視するならHP00、「高機能と安心感」を重視するならHP07が最適です。HP00は、空気清浄機能付きのファンヒーターとして必要十分な性能を兼ね備えた、安定感のある選択肢です。

一方で、空気の汚れを数値で見たい、スマホで遠隔操作したい、あるいは350度の首振りで部屋中を効率よく暖めたいといった具体的な要望があるなら、HP07を選んで後悔することはありません。HP07の自動管理機能は、一度使い始めるとその快適さに驚くはずです。

ご自身の住環境や、毎日どの程度細かく操作したいかを想像してみてください。ダイソンの空気清浄ファンヒーターは、一台で暮らしの質を大きく変えてくれるアイテムです。あなたにぴったりの一台を選んで、年中快適な空気の中で過ごしましょう。

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この記事を書いた人

家電を「なんとなくの雰囲気」で選ばずに済むよう、機能や違いを分かりやすく紹介しています。カタログ用語やスペック表だけでは伝わりにくい情報をお届けします。どれを選べば後悔しにくいか、比較の軸が見える記事づくりを大切にしています。

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