PS5が発売されてから数年が経過し、本体の入手も容易になりました。一方で価格改定により「高価なPS5を買うべきか、まだPS4で十分ではないか」と悩む声も増えています。性能の差は歴然ですが、個人のプレイスタイルによってはPS4が最適な場合もあります。判断のポイントを整理しました。
PS5はいらない?PS4で十分か迷ったときの結論
PS5への移行を検討する際、最も大切なのは「自分がゲームに何を求めているか」という点です。PS4は今でも現役で遊べる優秀なハードウェアですが、最新のトレンドや快適さを追求するとPS5の優位性が際立ちます。ここでは、どちらを選ぶべきか迷った際の具体的な判断材料を解説します。
PS5専用タイトルを遊びたいかで決まりやすい
PS5が必要かどうかを判断する最大の基準は、遊びたいソフトが「PS5専用」かどうかという点です。発売当初はPS4でも同時に発売される「縦マルチ」のタイトルが多かったですが、最近では「Marvel’s Spider-Man 2」や「アストロボット」のように、PS5の性能をフルに引き出すための専用ソフトが増えています。
これらのタイトルはPS4では動作しないため、遊びたいソフトが専用タイトルである場合はPS5一択となります。また、既存の人気シリーズの続編がPS5のみで展開されるケースも増えており、今後発売される新作をいち早く体験したいのであれば、ハードの買い替えは避けられません。
逆に、PS4ですでに発売されている過去の名作や、今でもアップデートが続いているインディーゲーム、動画配信サービス(NetflixやYouTube)の視聴がメインであれば、無理にPS5へ移行する必要はないといえます。まずは自分が今後半年から1年の間に、どのソフトをプレイしたいのかをリストアップしてみるのが良い方法です。
画質とロード時間の優先度で満足度が変わる
PS5とPS4の最も大きな違いは、データの読み込み速度と描写能力にあります。PS5には専用設計の超高速SSDが搭載されており、ゲームの起動やファストトラベルにかかる時間が劇的に短縮されました。PS4では1分以上待たされていたロードが数秒で終わる体験は、一度味わうと元に戻れないほどの快適さをもたらします。
画質面においても、PS5は最大4K解像度や120fps(フレームレート)に対応しており、動きの激しいアクションゲームやFPSでも非常に滑らかで鮮明な映像を楽しめます。さらに「レイトレーシング」技術により、水面の反射や光の描写が現実さながらに再現されます。
仕事や家事で忙しく、限られた時間の中で効率よく遊びたい人にとって、ロード時間の短縮は非常に価値が高いものです。一方で、画質にはそれほどこだわらず、ロード時間も「休憩時間」として許容できるのであれば、PS4でもゲーム体験の本質を損なうことはありません。自分のライフスタイルにおいて「快適さ」にどれだけのコストをかけられるかが分かれ目となります。
オンラインの遊び方で必要性が分かれる
友達と一緒にオンラインマルチプレイを楽しむ習慣がある場合、周囲の環境も重要な判断材料になります。多くのオンラインゲームではPS4とPS5でのクロスプレイが可能ですが、一部の最新タイトルではPS5版のみ新機能が追加されたり、参加人数が増えたりすることもあります。
また、対戦型のシューティングゲームなどでは、フレームレートの差が勝敗に直結することがあります。60fpsで動くPS4に対し、120fpsで描写できるPS5は敵の動きをより正確に捉えられるため、有利に立ち回れる場面が増えます。仲間と同じレベルの環境で競いたい、あるいは最新のコミュニティ機能をフル活用したいのであれば、PS5への移行は自然な流れといえます。
ただし、仲間内がまだPS4をメインに使っている場合や、一人でじっくり遊ぶシングルプレイのRPGなどが中心であれば、急いで移行する必要性は低くなります。オンラインでのつながりを重視する人は、フレンドの移行状況や、自分がプレイするタイトルのPS5版でのメリットを調べておきましょう。
価格差よりも「遊ぶ頻度」が判断材料になる
2026年現在、PS5の価格は値上げの影響もあり、決して安い買い物ではありません。PS4を中古で安く手に入れる、あるいは手元のPS4を使い続けることと比較すると、数万円の差が生じます。この差額を「高い」と感じるか「妥当」と感じるかは、ゲームを遊ぶ頻度によって決まります。
毎日数時間ゲームをプレイする人であれば、PS5の高速ロードによる時間短縮効果や高画質による没入感は、日々の満足度を大きく引き上げます。数年間使い続けることを考えれば、1日あたりのコストは非常に低くなります。
一方で、月に数回しか電源を入れない、あるいは特定のソフトが出たときだけ遊ぶというライトユーザーにとっては、PS5はオーバースペックに感じられる可能性があります。最新技術への投資として考えるのか、実用的な家電として考えるのか、自分の「ゲームに対する熱量」を客観的に見つめ直すことが、後悔しないための近道です。
PS5を買うならこれ 後悔しにくい本体・周辺機器おすすめ
PS5を導入することを決めたなら、自分に最適なモデルと周辺機器を選ぶことが大切です。現在は性能を強化したモデルや、プレイスタイルを広げるアクセサリーが充実しています。2026年現在の最新ラインナップをまとめました。
| 製品名 | 特徴 | 公式サイトリンク |
|---|---|---|
| PS5(ディスクドライブ搭載) | パッケージ版ソフトや映画を楽しめる標準モデル | 公式サイト |
| PS5 デジタル・エディション | ダウンロード専用。スリムで価格を抑えたモデル | 公式サイト |
| PS5 Pro | 圧倒的なグラフィック性能と安定したフレームレート | 公式サイト |
| PS5用ディスクドライブ | デジタル・エディションに後付け可能なドライブ | 公式サイト |
PS5(ディスクドライブ搭載モデル)
最も汎用性が高い標準的なモデルです。パッケージ版のソフトを購入できるほか、PS4のディスク版ソフトをそのまま入れて遊ぶことも可能です(一部例外あり)。また、Ultra HD Blu-rayの再生にも対応しているため、映画鑑賞を楽しみたい人にも向いています。パッケージ版はクリア後に売却できるメリットもあるため、トータルのコストを抑えたい人におすすめです。
PS5 デジタル・エディション
ディスクドライブを省くことで、本体価格を抑え、よりスリムなデザインを実現したモデルです。ゲームはすべてPlayStation Storeからダウンロードして購入する形になります。ディスクの入れ替えが不要で、部屋をスッキリさせたいミニマリストに最適です。万が一、後からディスクが必要になった場合でも、別売りのドライブを装着できる柔軟性があります。
PS5 Pro
2024年後半に登場したハイエンドモデルです。GPU(画像処理能力)が強化され、AIによるアップスケーリング技術「PSSR」が搭載されています。これにより、4Kの高画質と60fpsの滑らかな動作を同時に実現できるようになりました。最新の大型モニターや4Kテレビの性能を限界まで引き出したいコアゲーマー向けの一台です。
PS5用ディスクドライブ(PS5 デジタル・エディション向け)
デジタル・エディションを購入した後に、「やっぱりパッケージ版を遊びたい」「DVDを見たい」と思ったときに役立つ拡張パーツです。本体のカバーを外して簡単に装着できる設計になっています。将来的なプレイスタイルの変化に対応できるため、最初は安価なデジタル・エディションから始めるという選択肢を可能にします。
DualSense Edge ワイヤレスコントローラー
プロ仕様のカスタマイズが可能な上位コントローラーです。背面にボタンを追加したり、スティックの感度を細かく調整したりできます。特にスティックモジュールが交換可能なため、摩耗による「ドリフト現象」が起きてもコントローラーごと買い替える必要がありません。長く、より快適に操作を楽しみたい人に選ばれています。
PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット
PS5の「Tempest 3Dオーディオ」を最大限に活かすよう設計された公式ヘッドセットです。平面磁界型ドライバーを採用し、微細な環境音や敵の足音を鮮明に再現します。AIによるノイズリジェクション機能付きマイクを搭載しており、ボイスチャットの品質も非常に高いのが特徴です。
PlayStation Portal リモートプレーヤー
PS5本体とWi-Fi経由で接続し、手元でゲームを遊べる専用デバイスです。テレビを家族が使っているときや、寝室でリラックスしながら遊びたいときに重宝します。DualSenseの機能をそのまま備えているため、リモートプレイでも臨場感を損なうことなく楽しめます。
PS4で十分派が満足しやすい遊び方と環境づくり
「まだPS5は高い」「やりたいゲームがPS4にもある」という場合は、無理に買い替える必要はありません。PS4は膨大なソフト資産を持っており、設定次第では今でも十分に快適なゲームライフを送ることができます。ここでは、PS4を使い倒すためのコツを紹介します。
PS4の名作を中心に遊ぶとコスパが良い
PS4の最大の武器は、約10年間にわたって積み上げられた膨大なソフトライブラリです。世界中で絶賛されたオープンワールドゲームやRPGが、現在は「PlayStation Hits」などのベスト版として安価に手に入ります。中古市場も活発なため、数百円から数千円で数十時間遊べる傑作を揃えることができます。
PS5専用タイトルが出始めてはいますが、PS4で遊べるソフトをすべて遊び尽くすのは不可能なほど膨大な数があります。「最新」にこだわらず「面白い」を追求するのであれば、PS4は世界で最もコストパフォーマンスに優れたゲーム機の一つといえます。未プレイの名作を探すだけでも、数年は十分に楽しめるはずです。
PS Plusで積みゲーを増やさず楽しめる
定額制サービス「PlayStation Plus(PS Plus)」を活用するのも賢い方法です。「エクストラ」以上のプランに加入すれば、数百本のPS4・PS5タイトルが遊び放題になる「ゲームカタログ」を利用できます。
これにより、ソフトを1本ずつ購入するよりも圧倒的に安く、さまざまなジャンルのゲームに触れることができます。PS4であっても遊べる対象ソフトは非常に多いため、何から遊べばいいか迷っている人や、低予算でたくさんのゲームを楽しみたい人にとって、これ以上ない強力な味方になります。オンラインマルチプレイに必要な権限も含まれているため、PS4の機能をフルに活かせます。
SSD換装や整理で動作ストレスを減らせる
PS4の動作が遅い、ロードが長いと感じる場合は、内蔵HDDをSSDに換装する(または外付けSSDを接続する)ことで、劇的に快適になります。データの読み込み速度が数倍になり、メニュー画面の反応やゲームのロード時間が大幅に短縮されます。
特に「PS4 Pro」を使用している場合、SSD換装の効果は大きく、PS5に近いとまではいかなくても、ストレスを大幅に軽減できます。数千円の投資でできるカスタマイズなので、本体の買い替えを迷っているなら試す価値は大いにあります。また、不要なスクリーンショットやビデオクリップ、遊んでいないゲームを削除して容量を空けるだけでも、システムの安定性が向上します。
リビング共有なら家族ルールで快適になる
PS4を家族で共有している場合、快適に遊ぶためには運用ルールも大切です。PS4にはペアレンタルコントロール機能があり、子供の遊ぶ時間や利用できるコンテンツを制限できます。
また、テレビの占有を避けるために、スマートフォンやPCで遊べる「リモートプレイ」機能を活用するのもおすすめです。高価な周辺機器を買わなくても、手持ちのデバイスで少し場所を変えて遊べるようになるだけで、家庭内のストレスは軽減されます。環境を整えることで、最新のハードがなくても「ゲームを楽しむ時間」の質を向上させることができます。
PS5が必要かは「やりたいゲーム」と「遊ぶ頻度」で決まる
結局のところ、PS5が必要かどうかは、他人の評価ではなく「あなたの遊びたいソフト」がそこにあるかどうかで決まります。PS5専用の新作を最高の環境で遊びたい、1分1秒のロード時間も無駄にしたくないというのであれば、PS5は間違いなく価格以上の満足を与えてくれる投資になります。
一方で、PS4にまだ未プレイのソフトがたくさんあり、画質やスピードにそこまでのこだわりがないのであれば、今の環境を大切にするのも一つの正解です。2026年現在、どちらのハードウェアを選んでも素晴らしい体験が待っています。自分の心躍るタイトルはどちらで動くのか、その一点を基準に、納得のいく選択をしてください。
