PS4からPS5へゲームをアップグレードすることで、驚異的なロード時間の短縮や美麗なグラフィックを体験できます。しかし、いざ作業を始めると意外な落とし穴に戸惑うことも少なくありません。スムーズに次世代機でのプレイへ移行するために、あらかじめ知っておきたい注意点や対策を分かりやすくまとめました。
PS5アップグレードのデメリットは何が多い?後悔しやすいポイント
PS5へのアップグレードはメリットばかりに目が向きがちですが、実際には費用や作業の手間といった気になる点も存在します。特に初めてアップグレードを行う方が直面しやすい課題について、ユーザーのリアルな声を反映した4つのポイントで整理しました。
追加費用が発生して思ったより高く感じる
PS5アップグレードはすべてが無料というわけではありません。タイトルによっては、100円や1100円といった「アップグレード費用」が設定されていることがあります。もともと無料でできると思っていた方にとっては、少額とはいえ決済の手間や出費が発生することに抵抗を感じることもあるようです。
特に、中古で安く買ったPS4版をアップグレードしようとした際、パッケージの仕様や海外版であったことが原因で、国内のアカウントではアップグレード自体ができなかったり、予想外の追加購入が必要になったりするケースもあります。2026年現在、多くのタイトルが対応していますが、あらかじめストアで「無料」か「有料」かを確認しておくことが、予算面での後悔を防ぐ第一歩です。
セーブデータ移行で手間や注意点が出やすい
最も手間がかかるのがセーブデータの移行作業です。PS4版とPS5版はシステム上で「別のゲーム」として扱われるため、本体を買い替えてデータを移しただけでは、PS5版で続きから遊ぶことはできません。多くのタイトルでは、まずPS4版のゲーム内でデータをサーバーへアップロードし、その後にPS5版でダウンロードするという手順が必要です。
この際、PS4版のソフトをすでに売却してしまっていたり、ストレージから削除してしまったりしていると、データのアップロードができずに最初からやり直す羽目になることもあります。また、トロフィーが自動で引き継がれるものと、特定の動作をしないと取得できないものがあるため、やり込み要素を重視するプレイヤーにとっては非常に神経を使う作業になります。
互換や特典の違いで混乱しやすい
アップグレード対象のタイトルであっても、すべての特典が引き継がれるとは限りません。PS4版で所持していた限定アイテムや追加コンテンツ(DLC)が、PS5版では改めて個別にダウンロードが必要だったり、まれに非対応だったりすることもあります。また、ディスク版をアップグレードした場合、プレイするたびにPS4のディスクを本体に入れておく必要があります。
ディスクドライブ非搭載の「デジタル・エディション」を使っている場合、手持ちのPS4ディスク版をアップグレードして遊ぶことは物理的に不可能です。2026年現在は着脱式ドライブも普及していますが、自分の所有している本体タイプとソフトの形式が合致しているかを事前に確認しないと、せっかくのアップグレード権利を無駄にしてしまうことになります。
ストレージ不足で整理が必要になりやすい
PS5版のゲームは、高画質なテクスチャやデータを含んでいるため、PS4版よりもファイルサイズが肥大化しやすい傾向にあります。PS5本体の内蔵ストレージは限られているため、数本アップグレードしただけで容量がいっぱいになってしまうことも珍しくありません。
また、アップグレード作業中にPS4版とPS5版の両方がストレージにインストールされてしまい、二重に容量を食ってしまう現象も起きやすいです。不要になったPS4版のデータを手動で削除する手間が発生するほか、常に空き容量を気にしながらゲームを管理しなければならない点は、多くのゲームを並行して遊ぶ方にとって大きなストレスになり得ます。
PS5アップグレードを快適にするおすすめアイテムまとめ
アップグレードに伴う容量不足やデータ移行の不安を解消するために、揃えておくと便利なアイテムを厳選しました。これらを活用することで、PS5の性能を最大限に引き出した快適なゲームライフが送れます。
| アイテム名 | カテゴリ | 主なメリット | 公式/詳細リンク |
|---|---|---|---|
| M.2 SSD | ストレージ拡張 | PS5用ソフトを直接インストール可能 | PS公式サイト |
| 外付けSSD | ストレージ拡張 | PS4版ソフトの保存・起動に最適 | PS5周辺機器紹介 |
| HDMI 2.1ケーブル | 映像ケーブル | 4K/120HzやVRRの性能をフル発揮 | ソニー公式情報 |
| DualSense充電スタンド | アクセサリー | コントローラーを常にフル充電で待機 | DualSense周辺機器 |
| PS Plus | サービス | セーブデータのクラウド保存・移行を支援 | PS Plus詳細 |
M.2 SSD(ヒートシンク付き)
PS5内蔵ストレージの容量不足を解決する最も根本的なアイテムです。読み込み速度5,500MB/秒以上の基準を満たすSSDを装着すれば、アップグレードしたPS5版ソフトをそのまま保存・起動できます。2026年現在は大容量のモデルも手頃な価格になっており、2TB以上のものを選んでおけば、容量を気にせず次々と新作を導入できるようになります。
高速外付けSSD(PS4タイトル用)
アップグレードせず、そのままPS4版として遊びたいタイトルが多い場合に重宝します。外付けSSDにPS4ソフトを逃がしておくことで、内蔵ストレージをPS5版専用として有効活用できます。USB接続なので取り付けも簡単で、PS4時代に使っていたものをそのまま流用できるケースも多いです。
HDMI2.1対応モニター・テレビ
アップグレードの最大の恩恵である高画質・高フレームレートを体感するには、表示側も対応している必要があります。HDMI 2.1規格に対応したモニターなら、4K解像度で120Hzの滑らかな映像を楽しめます。最新タイトルで採用されている「可変リフレッシュレート(VRR)」を活かせるため、カクつきを抑えた快適なプレイが可能です。
PS5対応ワイヤレスヘッドセット
3Dオーディオを最大限に楽しむなら、純正の「PULSE 3D」や「PULSE Elite」がおすすめです。アップグレードによって音響効果が強化されたタイトルも多いため、包み込まれるような臨場感を味わえます。マイクの音質も良いため、オンラインでのボイスチャットもよりクリアに行えるようになります。
DualSense充電スタンド
PS5版のゲームは、ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーなどの機能により、コントローラーの電池消費が早くなることがあります。遊んでいない間に置いておくだけで充電できるスタンドがあれば、いざプレイを始めるときに電池切れでがっかりすることがなくなります。
縦置きスタンド・冷却アクセサリー
PS5は高負荷なゲームを動かすと熱を持ちやすいため、排熱効率を高めるスタンドがあると安心です。2026年現在の新型モデルでは着脱式ドライブとの兼ね合いもあり、安定性を高めるスタンドの重要性が増しています。冷却ファン付きのモデルなら、長時間のプレイでもシステムを安定して稼働させられます。
PlayStation Plus(クラウド保存・オンライン)
セーブデータの移行を最も簡単にしてくれるのが、この定額サービスです。クラウドストレージ機能を使えば、PS4で遊んでいたデータをオンライン上に保存し、PS5で即座に呼び出せます。USBメモリでの移動が制限されているPS5において、スムーズなデータ移行を実現するための必須級サービスと言えます。
PS5アップグレードのデメリットを減らす選び方と確認ポイント
アップグレードの失敗や後悔を避けるためには、事前にいくつかの確認事項をチェックしておく習慣が大切です。手順を誤ると取り返しのつかないデータ消失に繋がることもあるため、以下のポイントを参考にしてください。
アップグレード対象タイトルと条件を事前に確認する
持っているPS4ソフトが本当にアップグレードに対応しているか、PlayStation Storeで事前に確認しましょう。タイトルによっては「Standard Edition」は対象外で、「Complete Edition」のみが対象といったケースもあります。また、アップグレード価格が100円などの有償設定になっている場合、アカウントにウォレット残高やクレジットカードが登録されている必要があります。
ディスク版とダウンロード版の違いを押さえる
PS4のディスク版を持っている場合、アップグレード後もそのディスクが「起動キー」として必要になります。つまり、PS5版をインストールしたからといってディスクを売ってしまうと、二度と遊べなくなります。また、ディスクドライブのないPS5本体では、ディスク版からのアップグレードは一切行えません。自分が持っているソフトの形式と本体の仕様を必ずセットで確認してください。
セーブ移行の手順を先にチェックしておく
ゲームごとにデータ移行の方法は異なります。多くの場合はゲーム内の専用メニューから行いますが、中には「PS Plusのクラウドストレージを経由する」「PS4とPS5を同じネットワークに繋いで転送する」といった方法が指定されていることもあります。PS4版を消去する前に、必ず「移行が完了し、PS5版で正しく続きから遊べること」を確認するのが鉄則です。
容量計画を立ててストレージを無理なく運用する
アップグレードを行う前に、内蔵ストレージの空き容量を確認しましょう。PS5版のソフトは驚くほど容量を食うことがあります。あらかじめM.2 SSDを増設しておくか、遊んでいない古いゲームを削除・整理しておくことで、ダウンロード中にエラーが出て作業が止まるのを防げます。また、PS4版のデータが残ったままにならないよう、移行完了後は速やかに旧データを整理する習慣をつけましょう。
PS5アップグレードは不安点を整理すれば満足度が上がる
PS5アップグレードには、データ移行の手間や容量の問題など、いくつか乗り越えるべきハードルがあります。しかし、これらを一つずつ整理して対処すれば、その先にはPS4では味わえなかった圧倒的なゲーム体験が待っています。4Kの高精細な映像や、触感に訴える新しい操作感は、一度味わうと元には戻れないほどの魅力があります。
不安な要素は事前の確認と周辺機器の導入で十分にカバーできます。最新のテクノロジーを賢く取り入れて、お気に入りのタイトルを最高の環境で遊び尽くしましょう。準備さえ整えば、アップグレードはあなたのゲームライフをより豊かで刺激的なものに変えてくれるはずです。
