デロンギのマグニフィカSの違いは何?メニュー数やミルク機能で選ぶおすすめ!

自宅で挽きたての豆から淹れるコーヒーを楽しめるデロンギの全自動マシン。その中でも圧倒的人気を誇るのが「マグニフィカS」シリーズです。しかし、型番が似ていて何が違うのか分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。自分にぴったりの一台を選べるよう、主要モデルの機能や操作性の違いを分かりやすく紐解いていきます。

目次

デロンギのマグニフィカSの違いは「メニュー数」と「ミルク機能」と「操作性」に出やすい

デロンギの全自動コーヒーマシンは、基本的な抽出ユニットの構造はどのモデルもほぼ同じで、抽出されるエスプレッソの質自体に大きな差はありません。しかし、日々の使い勝手を左右する「ボタンの配置」や「作れるドリンクの種類」、そして「ミルクをどう泡立てるか」という点には明確な違いがあります。これらを比較することで、自分にとっての最適解が見えてきます。

ECAM23120は抽出ボタンが多くカスタムしやすい

マグニフィカS コンパクト(ECAM23120)は、長年愛されているデロンギのベストセラーモデルです。このモデルの最大の特徴は、操作パネルに並んだボタンの多さと分かりやすさです。エスプレッソの1杯分・2杯分、ロングコーヒーの1杯分・2杯分といったメニューがそれぞれ独立したボタンになっており、迷わず操作できます。

特に日本人の好みに合わせて開発された「カフェ・ジャポーネ」機能を搭載しており、ハンドドリップのような芳醇な香りとすっきりした味わいをボタン一つで楽しめます。また、中央にある大きなダイヤルを回すだけで、コーヒーの濃さ(豆の量)を無段階で調整できるのも魅力です。その日の気分や豆の種類に合わせて、自分好みの一杯を直感的にカスタマイズしたい方に非常に向いています。

ミルクフロッサーは手動式ですが、スチームを利用して本格的なフォームミルクを作ることが可能です。ラテアートの練習をしたい方や、コーヒーの味を細かくコントロールしたいこだわり派にとって、最もバランスの取れた一台といえます。

ECAM22112はシンプル操作で価格も抑えやすい

ECAM22112は、機能を必要最小限に絞り込むことで、より手に取りやすい価格帯を実現したエントリーモデルです。主な販路がオンラインショップなどに限られていますが、そのコストパフォーマンスの高さから非常に人気があります。基本となるエスプレッソ抽出や、人気の「カフェ・ジャポーネ」機能はしっかりと搭載されているため、味の面で妥協することはありません。

操作パネルはECAM23120よりもさらにシンプルで、アイコンが整理されたデザインになっています。細かいカスタマイズ機能よりも「まずは手軽に美味しいコーヒーを日常に取り入れたい」という方に最適です。ミルクの泡立ては二重構造のスチーム管を採用しており、比較的簡単にきめ細やかな泡を作ることができます。

余計な付加機能を省いている分、本体の使い方もメンテナンスも非常にシンプルです。全自動コーヒーマシンの入門機として、また「ブラックコーヒーがメインで、たまにカフェラテを楽しむ」というライフスタイルの方にとって、これ以上ない選択肢となるでしょう。

スマートはミルクの泡立てとメニューが強化されやすい

「マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)」は、デザインと機能の両面でワンランク上の体験を提供するモデルです。最大の違いは、ミルクフロッサーに「フロス調整つまみ」が搭載されている点です。これにより、カプチーノ用のふわふわな泡から、カフェラテ用のなめらかなミルクまで、つまみを動かすだけで初心者でも簡単に切り替えられます。手動での泡立てに不安がある方でも、失敗しにくいのが嬉しいポイントです。

メニュー面では、中煎り豆の香りと甘みを最大限に引き出す「スペシャルティ」機能が追加されています。サードウェーブコーヒーのようなフルーティーな豆を好む方には、この抽出設定が大きなメリットになります。従来のマグニフィカSよりもモダンで洗練されたシルバー基調のデザインは、キッチンをよりスタイリッシュに演出してくれます。

操作部はソフトタッチのボタンになっており、軽い力で反応します。ミルクメニューの質を安定させたい、あるいは豆の個性をより深く味わいたいという、一歩進んだコーヒーライフを求める方に最適な上位モデルといえます。

置き場所と手入れのしやすさで満足度が変わる

全自動マシンを導入する際に忘れてはならないのが、設置スペースと日々の清掃です。マグニフィカSシリーズは幅が約24cmとスリムな設計ですが、奥行きは43cmほどあります。背面にスペースを作る必要はありませんが、上部から豆を投入したり、前面から水タンクやコーヒーカスの受け皿を引き出したりするため、周囲の動線を確保することが大切です。

手入れについては、デロンギ独自の手軽さが光ります。心臓部である「抽出ユニット」はワンタッチで取り外して水洗いするだけなので、面倒な洗剤洗浄は不要です。日々の作業は、トレイに溜まった水とカスの廃棄、そしてミルクを使った後のスチーム管の洗浄だけです。これらのパーツはすべて前面からアクセスできるため、設置場所さえ適切であれば、毎日のルーチンが非常にスムーズになります。

また、石灰分の除去が必要な時期をランプで知らせてくれる機能も備わっています。最新の「マグニフィカ スタート」などは、より視覚的に手入れが必要な箇所を教えてくれるアイコンが表示されるようになっています。長く愛用するために、自分の生活環境で無理なく手入れができるモデルかどうかをチェックしましょう。

マグニフィカSの違いを踏まえて選びやすいおすすめモデル

マグニフィカSシリーズを中心に、最新の派生モデルまで含めたおすすめを紹介します。自分の優先順位と照らし合わせてみてください。

デロンギ マグニフィカS コンパクト ECAM23120

充実したボタン数とダイヤル操作で、カスタマイズ性が最も高い定番モデルです。

項目内容
ミルク機能手動(フロッサー)
主要メニューカフェ・ジャポーネ、エスプレッソ
特徴無段階アロマ調整ダイヤル搭載
公式サイトECAM23120BN 製品情報

デロンギ マグニフィカS ECAM22112

機能を絞ったシンプル設計で、高いコストパフォーマンスを誇る人気モデルです。

項目内容
ミルク機能手動(二重構造フロッサー)
主要メニューカフェ・ジャポーネ、エスプレッソ
特徴迷わないシンプル操作パネル
公式サイトECAM22112B 製品情報

デロンギ マグニフィカS スマート ECAM25023SB

ミルク調整つまみと「スペシャルティ」メニューを備えた、機能充実の上位機です。

項目内容
ミルク機能手動(フロス調整つまみ付き)
主要メニュースペシャルティ、カフェ・ジャポーネ
特徴洗練されたシルバーデザイン
公式サイトECAM25023SB 製品情報

デロンギ マグニフィカ スタート ECAM22020

直感的なタッチアイコンを採用した、最新のエントリーモデルです。

項目内容
ミルク機能手動(スチーム管)
主要メニューカフェ・ジャポーネ、スペシャルティ
特徴モダンなタッチパネル操作
公式サイトECAM22020W 製品情報

デロンギ マグニフィカ イーヴォ ECAM29081

ミルクを自動で泡立てる「ラテクレマシステム」を搭載した、イーヴォシリーズの最上位機です。

項目内容
ミルク機能自動(ラテクレマシステム)
主要メニューカプチーノ、マイラテ等 7種
特徴カラーアイコンで多彩なメニューを選択
公式サイトECAM29081XTB 製品情報

デロンギ マグニフィカ イーヴォ ECAM29064

自動ミルク機能を備えつつ、メニューを厳選したバランスの良いモデルです。

項目内容
ミルク機能自動(ラテクレマシステム)
主要メニューカプチーノ、カフェ・ラテ等 5種
特徴ワンタッチでラテメニューが完成
公式サイトECAM29064XB 製品情報

デロンギ ミルクジャグ(手動スチームの定番)

手動のマグニフィカSシリーズでミルクを泡立てる際に必須となる、ステンレス製の専用ジャグです。

項目内容
容量350ml 等
材質ステンレス製
公式サイトミルクジャグ 製品情報

購入前に見ておきたいマグニフィカSの違いチェック項目

スペック表だけでは分かりにくい、実用面での違いを整理しました。ここを確認しておけば、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防げます。

作れるコーヒーメニューで毎日の使い方が決まる

デロンギのマシンはモデルによって搭載されている「特別な抽出メニュー」が異なります。日本で最も支持されているのは、ドリップ風の味わいを再現する「カフェ・ジャポーネ」です。これがあるかないかで、ブラックコーヒー派の満足度は大きく変わります。

一方、最新モデルや上位モデルには、浅煎りの豆に最適な「スペシャルティ」や、蒸らしを重ねる「ドッピオ+」などが搭載されていることがあります。普段自分がどのような豆を買い、どのような飲み方をするのかを想像してみましょう。毎日決まった一杯を飲むならシンプルなモデルで十分ですし、日替わりで色々な味を楽しみたいならメニューが豊富なイーヴォやスマートが候補に挙がります。

ミルクフォームは手動か調整つまみ付きかで差が出る

ミルクを泡立てる工程を「楽しみ」と捉えるか「手間」と捉えるかが、マグニフィカSかイーヴォかの分かれ道です。マグニフィカSシリーズは基本的に手動ですが、その中でも「スマート」のように調整つまみがあるタイプは、初心者でもきめ細かい泡を作りやすく設計されています。

「自分でミルクを温め、注ぐ」という儀式を楽しみたいなら手動モデルが最適です。反対に、忙しい朝にボタン一つで完成したカプチーノを飲みたいなら、マグニフィカSシリーズではなく自動ミルク機能付きのイーヴォシリーズを選ぶべきです。手動モデルでも、二重構造のフロッサーを採用しているモデルは比較的コツを掴みやすいため、自分のスキルやこだわり度合いに合わせて選びましょう。

温度・濃さ・抽出量の調整幅で好みに合わせやすい

全自動マシンのメリットは「安定した味」ですが、自分好みに微調整できる「遊び」も重要です。マグニフィカSのECAM23120のように、ダイヤルで豆の量を細かく変えられるモデルは、豆の種類が変わっても即座に対応できる強みがあります。

また、抽出温度の設定が何段階できるか、抽出量をどの程度自由に保存できるかもチェックポイントです。デロンギは基本的にどのモデルも温度設定が可能ですが、操作パネルの仕様によって設定のしやすさが異なります。一度設定してしまえば頻繁に変えることはありませんが、家族で共有する場合などは、操作が分かりやすいタッチパネル式の最新モデルの方が、各自の好みに合わせやすくなるでしょう。

掃除の手間とランニングコストが続けやすさを左右する

毎日の掃除は簡単ですが、定期的なメンテナンスにはコストがかかります。最も重要なのは、数ヶ月に一度必要となる「除石灰作業」です。専用の除石灰剤(1本数百円〜千円程度)を使用する必要があります。また、水質を安定させるためのウォーターフィルターを装着できるモデルもあり、その場合はフィルターの代金もランニングコストに含まれます。

掃除の手間については、自動ミルク機能付きモデルはミルクコンテナの洗浄工程が一つ増えます。手動モデルはスチーム管を拭くだけなので非常に楽です。「どれだけコーヒーに時間をかけられるか」を現実的に考えることが、長く使い続けるための秘訣です。ランニングコストと手間を最小限にしたいなら、マグニフィカSのベーシックなモデルが最も合理的といえます。

マグニフィカSの違いが分かると選ぶべき型番がはっきりする

デロンギのマグニフィカSシリーズは、どれを選んでも一級品のエスプレッソを味わえることに変わりはありません。しかし、「カフェ・ジャポーネを自分好みの濃さで淹れたいならECAM23120」「コストを抑えてシンプルに始めたいならECAM22112」「ミルクの泡立てに失敗したくないならスマート」というように、目的によってベストな型番は明確に分かれます。

さらに、全自動の極致であるミルク自動機能を求めるなら、イーヴォシリーズも視野に入ってきます。自分がキッチンに立って、どんなボタンを押し、どんな香りに包まれたいのか。そのシーンを思い描くことが、後悔しない最高の一台を見つける近道です。挽きたての豆で淹れる贅沢な一杯が、あなたの日常をより豊かなものにしてくれるはずです。

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この記事を書いた人

家電を「なんとなくの雰囲気」で選ばずに済むよう、機能や違いを分かりやすく紹介しています。カタログ用語やスペック表だけでは伝わりにくい情報をお届けします。どれを選べば後悔しにくいか、比較の軸が見える記事づくりを大切にしています。

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