カドーの空気清浄機のデメリットとは?維持費や手入れの悩みを防ぐ選び方

洗練されたデザインと圧倒的な空気清浄能力で知られるカドー(cado)の空気清浄機。インテリアに馴染むその姿は非常に魅力的ですが、実際に購入した後に「維持費が予想外にかかる」「音が気になる」といった不満を感じるケースもあります。後悔しないために、カドー特有のデメリットと上手な選び方を解説します。

目次

カドーの空気清浄機のデメリットは「維持費」と「手入れの癖」で差が出やすい

カドーの空気清浄機は、世界最高レベルの清浄スピードを誇る一方で、その性能を維持するためのコストや使い勝手に独自の特徴があります。多くの国内メーカーが「10年交換不要」を謳うなか、カドーは短期間でのフィルター交換を推奨しています。この考え方の違いが、日々の満足度を左右する大きなポイントになります。

フィルター交換費用が気になりやすい

カドーの空気清浄機の最大の特徴であり、人によっては大きなデメリットとなるのがフィルターの交換頻度です。カドーは高い清浄能力を維持するために、半年から1年程度でのフィルター交換を推奨しています。国内の主要メーカーが「10年間交換不要」としていることが多いなか、毎年のように数千円から1万円程度のフィルター代がかかるのは、家計にとって無視できない負担です。

しかし、これには明確な理由があります。フィルターは使い続けるうちに必ず目詰まりを起こし、性能が低下します。カドーは「常に高い性能を発揮させること」を最優先しているため、あえて定期的な交換を前提とした設計になっています。これを「いつでも清潔な空気を提供するための必要経費」と捉えられるか、あるいは「ランニングコストが高すぎる」と感じるかが、カドー選びの分かれ目になります。

また、交換作業自体は非常にシンプルで、古いフィルターを捨てて新しいものを入れるだけという手軽さがあります。洗浄して再利用するタイプではないため、手間をかけずに新品同様の性能を取り戻せる点はメリットとも言えますが、長期的な維持費を重視する方にとっては、慎重に検討すべき項目です。

風量を上げると運転音が目立つことがある

カドーの空気清浄機は、大量の空気を短時間で吸い込み、上部から一気に吹き出す「循環力」に優れています。しかし、そのパワフルなファンが高速で回転する際、特に最大風量(急速モードなど)では運転音がかなり大きく感じられることがあります。テレビの音が聞こえにくくなったり、静かな夜間には気になったりする場合があるため、音に敏感な方は注意が必要です。

もちろん、通常運転や弱モードであれば非常に静かですが、料理のニオイや花粉が気になってフルパワーで動かしたいときには、相応の音が発生します。カドーは「空気を動かす力」が強いため、ファンの風切り音やモーター音がダイレクトに響きやすい構造です。設置する部屋がリビングなのか、あるいは寝室なのかによって、許容できる音の大きさは変わるでしょう。

音対策としては、部屋の広さに対して余裕のあるモデルを選ぶことが有効です。広い部屋用のモデルを中モード以下で動かすことで、騒音を抑えつつ高い清浄能力を維持できます。静音性を最優先したい場合は、購入前に実際の動作音を確認するか、ナイトモードの性能が充実しているモデルを選ぶのが賢明です。

サイズ感と設置場所で圧迫感が出やすい

カドーの製品は円筒形(シリンダー型)やスクエア型の美しいデザインが魅力ですが、効率よく空気を吸い込むために、壁から一定の距離を離して設置することが推奨されます。特に大型のモデル(LEAF 720など)は、本体自体の直径や高さもあり、部屋に置いたときにかなりの存在感と圧迫感が出やすいです。

壁際にぴったりつけて設置できる薄型の国内メーカー機に慣れていると、部屋の中央寄りに置く必要があるカドーの設置方法に戸惑うかもしれません。360度から空気を吸い込むという利点を活かすには、周囲に障害物がない場所が理想ですが、日本の一般的な住宅事情では、そのスペースを確保するのが難しい場合もあります。

設置場所を検討する際は、本体のサイズだけでなく「吸気のためのスペース」も考慮に入れる必要があります。購入後に「思っていたより場所を取る」とならないよう、事前にメジャーで寸法を測り、生活導線の邪魔にならないかシミュレーションしておくことが大切です。デザインが良いだけに、美しく見える配置ができるかどうかも満足度に直結します。

ニオイ対策は使い方で体感が変わりやすい

カドーは「独自のセルフクリーニング機能」により、フィルターに吸着したニオイの元を分解する能力に長けています。しかし、体感として「ニオイが消えない」と感じるケースもあります。これは、ニオイの成分が家具や壁紙に染み付いている場合、空気清浄機だけで短時間にすべてを消し去ることは難しいためです。

また、カドーのセンサーは非常に敏感ですが、設置場所がエアコンの風の通り道だったり、ニオイの発生源から遠すぎたりすると、うまく反応せず清浄が遅れることがあります。特定のニオイ(ペットのトイレやキッチンの油煙など)を強く意識している場合、その発生源に近い場所に置く工夫が必要です。

ニオイ対策の効果を最大限に引き出すには、適切な風量設定とセンサーの感度調整が重要になります。自動モードに任せきりにするだけでなく、状況に応じて手動で風量を強めるなどの操作を行うことで、体感的な効果は大きく変わります。脱臭機能を重視する方は、自分の悩みが「浮遊しているニオイ」なのか「付着したニオイ」なのかを整理して考えると、期待とのギャップを防げます。

カドー空気清浄機を選ぶなら候補にしやすいおすすめモデル

現在、カドーからラインナップされている主要なモデルをまとめました。部屋の広さや用途に合わせて最適な一台を見つけてください。

cado LEAF 320i(AP-C320i)

リビングや個室に最適な、カドーのベストセラーモデル。Wi-Fi連携機能も搭載しています。

項目内容
適応床面積~26畳
特徴スリムな円筒形、スマホアプリ対応
公式リンクLEAF 320i 製品詳細

cado LEAF 130(AP-C130)

コンパクトな設計で、寝室や書斎などのプライベート空間にぴったりのモデルです。

項目内容
適応床面積~17畳
特徴静音性に配慮した設計、オゾンの力で除菌
公式リンクLEAF 130 製品詳細

cado LEAF 720(AP-C720)

カドー史上最高の清浄能力。広いリビングやオフィスなど、大空間の空気を一気に入れ替えます。

項目内容
適応床面積~65畳
特徴ツインファンによる圧倒的な風量
公式リンクLEAF 720 製品詳細

cado LEAF Portable(MP-C30)

ドリンクホルダーに収まるサイズで、車内やデスク周りの空気をピンポイントで清浄します。

項目内容
用途車内、デスク、出張先
特徴USB給電対応、持ち運び可能
公式リンクLEAF Portable 製品詳細

cado LEAF 320(AP-C320)

320iからWi-Fi機能を省き、よりシンプルに使えるスタンダードなモデルです。

項目内容
適応床面積~26畳
特徴320iと同等の清浄能力、物理ボタン操作
公式リンクLEAF 320 製品詳細

交換用フィルター(対応型番を確認して用意)

性能を維持するために欠かせない消耗品。各モデル専用のフィルターを定期的に用意しましょう。

項目内容
種類FL-C320(320i用)、FL-C130(130用)など
特徴光触媒によるセルフクリーニング機能付き
公式リンク消耗品・フィルター一覧

加湿空気清浄機(加湿も必要な人の選択肢)

カドーには「STEM」シリーズのような加湿器もありますが、空気清浄機能を優先するなら単機能機がおすすめです。

項目内容
備考カドーは空気清浄と加湿を分けて使うスタイルが主流
おすすめ清浄力を重視するならLEAFシリーズ一択
公式リンクcado 全製品ラインナップ

デメリットを理解したうえで満足しやすい選び方

カドーのデメリットを知ることは、失敗しないための大切なステップです。短所を理解したうえで、自分の生活にどう合わせるかを考えることで、カドーならではの「最高の空気環境」を手に入れることができます。

部屋の広さに対して清浄力が足りないと効果を感じにくい

空気清浄機選びの鉄則ですが、カドーの場合は特に「適応床面積」に余裕を持たせることが重要です。適応床面積がギリギリのモデルを選ぶと、空気をきれいにするために常に高い回転数で動くことになり、デメリットである「騒音」が目立ちやすくなります。また、清浄スピードが落ちるため、花粉やニオイへの体感効果も薄れてしまいます。

理想は、実際の部屋の広さの2倍から3倍の適応床面積を持つモデルを選ぶことです。余裕のあるパワーがあれば、普段は静かな低速運転で十分に空気を循環させることができます。カドーのパワフルな清浄力を「静かに」使いこなすためにも、モデル選びの際は1クラス上のスペックを検討してみてください。

花粉やハウスダスト中心か生活臭中心かで選ぶ機種が変わる

カドーはすべての粒子に対して高い捕集力を持ちますが、自分の悩みの優先順位を整理すると選びやすくなります。花粉やハウスダストなどの大きな粒子を素早く落としたい場合は、吸気口が低く、足元の空気をしっかり吸い込めるLEAF 320iのようなモデルが適しています。

一方で、ウイルス対策や浮遊している非常に細かい物質が気になる場合は、上部から強力に吹き出すことで部屋全体の空気を大きく循環させる大型モデルが力を発揮します。カドーのフィルターは「光触媒」による分解能力があるため、特にニオイが気になる環境ではその恩恵を強く感じられますが、目的に合わせたサイズ選びが効果の実感を左右します。

お手入れ頻度を「続けられる形」で考えると失敗しにくい

カドーの日常的なお手入れは、本体表面の拭き掃除や、プレフィルターについた大きなホコリを掃除機で吸い取る程度で、比較的シンプルです。「フィルターを洗って乾かす」という手間がないため、家事の負担を減らしたい方には向いています。しかし、前述の通り「定期的なフィルター購入」という金銭的な負担が伴います。

自分のライフスタイルにおいて「手間をかけてコストを抑える」のが好きか、「コストをかけて手間を省く」のが好きかを考えてみてください。カドーは明らかに後者のスタイルに特化した製品です。毎年1回、新しいフィルターに交換するだけで、内部までリセットされて新品のような清浄能力が戻ることに価値を感じられるなら、カドーは最高の選択肢になります。

本体価格だけでなくランニングコストも比較すると納得しやすい

購入時の本体価格だけで他社と比較すると、カドーは割高に見えるかもしれません。しかし、検討すべきは「5年後、10年後にいくら使っているか」というトータルコストです。他社製で「10年交換不要」と言われていても、実際には途中で性能が落ちて買い替えたり、加湿器一体型で水垢の掃除に疲れて放置してしまったりするケースも多いです。

カドーの場合、初期投資もランニングコストも高めですが、その分「デザインの満足度」と「確実な性能の維持」という付加価値が得られます。フィルター代をあらかじめ年間の予算に組み込んでおけば、交換時期が来てもストレスを感じにくくなります。納得して購入するためには、スペック表の数字だけでなく、維持費を含めたライフプランとしての比較が欠かせません。

カドー空気清浄機のデメリットを踏まえた後悔しない選び方まとめ

カドーの空気清浄機は、維持費や音、サイズ感といったいくつかのハードルがありますが、それらはすべて「究極の空気清浄」を実現するためのこだわりの裏返しでもあります。

「維持費がかかっても、常に世界最高レベルの性能で家族を守りたい」「インテリアの質を落としたくない」「面倒なフィルター洗浄から解放されたい」という方にとって、カドーに代わる選択肢は他にありません。デメリットを事前に理解し、部屋の広さに余裕を持たせたモデル選びをすれば、後悔することはまずないでしょう。

この記事で紹介したポイントを参考に、あなたの部屋を美しく、そして清浄な空気で満たしてくれる最高の一台を選んでください。カドーがある生活は、深呼吸したくなるような心地よい毎日を届けてくれるはずです。

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この記事を書いた人

家電を「なんとなくの雰囲気」で選ばずに済むよう、機能や違いを分かりやすく紹介しています。カタログ用語やスペック表だけでは伝わりにくい情報をお届けします。どれを選べば後悔しにくいか、比較の軸が見える記事づくりを大切にしています。

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